この記事では以下の事象を解決することができます。
- レポートを出力したが数値に乖離がある
確認項目
■レポート種別
【1】キャンペーンや広告グループなどアカウント構造系種別のレポート
【2】地域別などデモグラ系種別のレポート
■指標
【1】媒体の推定指標に位置づけられるもの
例)リーチ/フリークエンシー/インプレッションシェア関連
【2】コンバージョン/売上金額関連指標
【3】インプレッション
■レポート種別
【1】キャンペーンや広告グループなどアカウント構造系種別のレポート
1.乖離があるのは直近日の数値である
以下の図の通り、ATOMでは各媒体社が用意するAPI経由でのデータ取得を行っているため、媒体管理画面で表示される数値とATOMの進捗管理やレポートにて出力される数値には乖離が生じることがあります。
乖離が生じる理由につきまして、図の「媒体APIデータベース」は「媒体管理画面データベース」を後追いして媒体社がデータの更新を行うためです。
基本的には初回のデータ取得から日が経つにつれて、「媒体管理画面」の数値とATOMの数値は一致していく傾向にありますが、特に直近の数値ほど媒体管理画面の数値と乖離が生じます。
そのためATOMでは数値の乖離をできるだけなくすため日次で過去31日分のデータを媒体APIより毎日取得しており、可能な限り数値の乖離を解消できるように対応しております。
数日おいてから再度ご確認お願いいたします。
2.キャンペーン選択の設定をしている
アカウントのキャンペーン選択の設定をしている場合、その選択設定されているキャンペーンと媒体管理画面より出力し、確認しているレポートとキャンペーンが揃っていないことにより乖離があるように見えている可能性がございます。
媒体管理画面より出力したキャンペーン別レポートと、ATOM上の対象レポートに紐づくアカウントのキャンペーン選択設定を比較しご確認お願いいたします。
キャンペーン選択の設定変更はこちらをご参照ください。
▽確認方法
- ATOM管理画面上の管理タブから「アカウント」を選択
- 対象アカウントの「詳細」を選択
- 左下の「+追加設定」を選択
- 左端にある「キャンペーン選択」を選択
- 媒体のキャンペーンを揃っているかご確認いただく
3.細分化した際に漏れているデータはないか
同一粒度/期間で、可能な限り粒度を細分化させた媒体管理画面より出力したレポートとATOMレポートを比較した際に漏れている項目がないかご確認お願いいたします。
Googleの場合、配信ネットワーク別に確認したときに、ATOMではアカウントの判別を配信ネットワークをもとにしているため、GSN/GDN/GVNの各対象ネットワーク以外で発生していないかご確認お願いいたします。
▽多いケース
- 検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)のキャンペーンをGSN/GDNのどちらかだけで登録している
- ファインド広告をGSN以外で登録している場合(ディスプレイネットワークに配信していてもファインド広告のみGSNに判別されます)
各対象ネットワーク以外で発生している場合、以下の手順で修正お願いいたします。
▽修正手順
- ATOM管理画面の管理タブから「アカウント」を選択
- 右上にある「+アカウント追加」を選択
- 既に登録しているアカウントと同アカウントIDで漏れているアカウントを選択し、必要情報を記入
- 「確認」「完了」を選択
- ATOM管理画面の管理タブから「クライアント」を選択
- 対象レポートに紐づくクライアントの「詳細」を選択
- 「編集」を選択し、4で作成したアカウントを紐づける
- 「確認」「完了」を選択
- ATOM管理画面のレポートタブから対象のレポートの「詳細」を選択
- 4で作成したアカウントを対象のrawシートに紐づけ「シート更新」を選択
- すべて完了したら「テンプレート更新」を選択し、レポートを再生成する
【2】地域別などデモグラ系種別のレポート
1.媒体管理画面から出力したデモグラ系種別のレポートとATOMから出力したデモグラ系種別のレポートに乖離はないか
媒体管理画面から出力したデモグラ系種別のレポートとATOMから出力したデモグラ系種別のレポートに乖離がない場合、媒体管理画面から出力したキャンペーンレポートと乖離があっても、それは媒体の仕様のため問題はありません。
また、媒体管理画面から出力したデモグラ系種別のレポートとATOMから出力したデモグラ系種別のレポートに乖離がある場合、APIの仕様の可能性がございます。
仕様上、各分析軸別にAPIからデータを取得しているため、タイムラグが発生いたします。
そのため数日おいてご確認お願いいたします。
■指標
【1】媒体の推定指標に位置づけられるもの
例)リーチ/フリークエンシー/インプレッションシェア関連
1.出力したデータの合算値が媒体管理画面から出力したものと一致しない
リーチ/フリークエンシー/インプレッションシェア関連の指標の特性上合計値を一致させることができません。
【2】コンバージョン/売上金額関連指標
1.乖離があるのは直近日の数値である
以下の図の通り、ATOMでは各媒体社が用意するAPI経由でのデータ取得を行っているため、媒体管理画面で表示される数値とATOMの進捗管理やレポートにて出力される数値には乖離が生じることがあります。
乖離が生じる理由につきまして、図の「媒体APIデータベース」は「媒体管理画面データベース」を後追いして媒体社がデータの更新を行うためです。
基本的には初回のデータ取得から日が経つにつれて、「媒体管理画面」の数値とATOMの数値は一致していく傾向にありますが、特に直近の数値ほど媒体管理画面の数値と乖離が生じます。
そのためATOMでは数値の乖離をできるだけなくすため日次で過去31日分のデータを媒体APIより毎日取得しており、可能な限り数値の乖離を解消できるように対応しております。
数日おいてから再度ご確認お願いいたします。
2.乖離が発生している媒体はFacebookまたはTwitterである
媒体管理画面とATOM管理画面でのアカウントのコンバージョンとする指標が合致しているかご確認お願いいたします。
合致していない場合、媒体管理画面またはATOM管理画面のアカウントの設定を変更お願いいたします。
ATOM管理画面のアカウントの設定変更方法はこちらからご確認ください。
こちら変更していただいた内容の反映は翌日となりますので翌日以降にレポートを再出力してご確認ください。
▽確認手順
- ATOM管理画面の管理タブから「アカウント」を選択
- 対象のアカウントの「詳細」選択
- コンバージョンとする指標の設定と、媒体管理画面の設定が一致しているかご確認いただく
媒体管理画面とATOM管理画面でのアカウントのコンバージョンとする指標が合致している場合、ATOM上に同一アカウントIDで登録しているアカウントがないかご確認お願いいたします。
こちらが存在する場合、仕様上、一番最近登録または更新されたアカウントに設定が変更されますので同一IDのアカウント設定を反映したい設定に揃えるよう変更お願いいたします。
ATOM管理画面のアカウントの設定変更方法はこちらからご確認ください。
こちら変更していただいた内容の反映は翌日となりますので翌日以降にレポートを再出力してご確認ください。
▽確認手順
- ATOM管理画面の管理タブから「アカウント」を選択
- ATOM上に同一アカウントIDで登録しているアカウントがないかご確認いただく
- 対象のアカウントの「詳細」選択
- コンバージョンとする指標の設定と、媒体管理画面の設定が一致しているかご確認いただく
【3】インプレッション
1.YDNでインプレッションのみ乖離がある場合
Yahoo側で仕様変更があった「インプレッション」の計測方法による違いにより、乖離が発生しております。
Yahoo管理画面上での「インプレッション」はATOM上での「インプレッション(新)」となっており、
Yahoo管理画面上での「インプレッション(旧)」はATOM上での「インプレッション」となっているため、ATOM上での「インプレッション」を「インプレッション(新)」に差し替えていただくことで
数値の乖離がなくなる可能性がございます。
対象のブロックで指標の差し替えを行い、レポートを再生成してご確認お願いいたします。
ブロックの変更方法はこちらをご参照ください。
インプレッション(新)とインプレッションの計測方法の違いに関しましては以下参考ページをご確認いただければと存じます。
参考:https://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/677944.html
※インプレッションの計測方法の変更によりインプレッション(新)でデータ取得できる媒体はYDNのみとなります